りゅうねんゆーとぴあ こまばストレート!

りゅうねんなのにストレートとはこれいかに。
引越し諸々で見られなかった『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』の10、11、12話収録巻を借りてきた。あとDVD限定話。ようやく補完。当時見ても今見てもやっぱりいい声優アニメだわ。
キチガイだから、ほっちゃん、もっとみのりんぽいかなぁと思っていたが、あたりまえにそうではなかった。
驚くのは野中藍の安定度であって、キャラのナレーションがすごくいい。モノローグとの中間だが。女子高生、というか学生の語る地の文のセンチメンタルな感じ。下手に揺れがない分。相変わらずとらドラ!と比較するが、麻耶が決定的に脇役である所以のそれがない分。というのはやっぱり麻耶様の感情表現がシンプルな高低で設定されているからだな。他のキャラに比べて。
シンプルであってもまなびちゃんは感情表現がストレートでよいよなぁ。テンション下げても(基本そんなにないのだが)、それでもほっちゃんの基本部分よりは高いからというのもあるけれど。感情の部分が見えない分、逆に聴こえる部分がストレートに感情として出てくる。タイトルを体現していて実に良い。あー、そうか、高さじゃなくて台詞のため方つめ方でやってんのか。
むっちぃはちとギリギリな気もしなくも無いが、可もなく不可もなくだなぁ。同時期に『月面兎兵器ミーナ』やってたが、それもあわせてちょうどギリギリ。いやマリーナ。
平野は存外よかった。当時はけっこうつまんない平野だなぁと実は思っていたが、いや、だって昂ぶった演技するとき裏返る平野ってつまんないじゃない。じゃない。けど聴き返すとちゃんとかわいいのはなんでなんだろうなぁ。わかる気もするが、もちこそう。
さっきぃもどうしたもんかなぁと思っていたが、やっぱり聴き返すとちゃんと報道部(だったっけ)って感じの距離感があってよい。空気の読めなさとメインとの距離感は結構似ている。
疲れた。結局なにも書けてないなぁうんこ。
あー、そうだ、10話の、「今日これからどうするー?」っていうモブ子がおそらく戸松なんだが、頭の空っぽそうなところが本とにいい。脇役の方がいい演技するよなぁやっぱり。しかも名前のないモブのほうが。これから名前のあるモブでもいい味出せるかだなぁ。
ああ、そうだ、11話の学園祭本番の話であっちの生徒会長(黒河奈美)が来た時、みんなが”多佳子さん!”って言うんだが、妙に強調された台詞になってて学園祭本番までの彼女たちの交流が垣間見れてちょっとうれしかった。というところまでは妄想できるくらいにはいい台詞だった。