とらドラ! テレビ東京 #9 海にいこうと君は/#10 花火

声優が話が進むにしたがって演技を調整してくるのはもっともなことであるが、今週、ふと、あれ、ほっちゃん変えてきた?と思った。何でだろう。ちょっと見返してくる。
と思って、9、10話見返したら何か違う方向に話しが飛んだ。そして上記の件は特に何も思わなかった。何でだ。

9、10話の別荘に来てから、何度か竜児×(大河、みのりん、亜美ちゃん)と二人きりで話すシーンがあったが、まともに会話が成立していたのが亜美ちゃんだけだったのは面白い。そう感じたのだが。
いや、最初は竜児とみのりんの、幽霊の比喩のシーンが何だかよくわからず気持ちが悪いなぁと思って9、10話をずっとリピート(視)聴していて、ぐるぐる考えた末、それ脚本レベルでも結構そうだったよね?って結論にたどり着いた。

最初は、みのりんが右スピーカーから聴こえて、竜児が正面から聞こえるから言葉のキャッチボールに聴こえないのかなぁと思って、ヘッドホンでちゃんと聴いてみたら、まるで両者とも左右のバランスの差が無かった。あれー。先入観で右から聴こえていたみたいだ。個人的には右から来た台詞に対しては左から返して欲しいと思っているので。ごくシンプルに言って。
anyway。とするとやっぱり単純にみのりんの台詞の方向が、比喩使ってるせいもあって直で竜児にぶつけてはないし、あっちこっちに飛ぶ、そしてほっちゃんと間島のテンションも違う。間島もどちらかというと独り言だった。ほっちゃんと間島の演じてるところの次元が違うんじゃないんだろうか。BGMのつけ方もあるのか? 後述。
しかもその直後に×大河のシーンもあったから一層。
そこは一応会話にはなってる。ってのは会話のテンションが一緒だし、単純に背中に足くっつけてるわかりやすい距離感ってのもある。ただ、「竜児、あの夢って〜」のとこらは、その後会話を大河から切り上げたこともあって、そこはやはり一方的。ところで「竜児」って呼ぶところが「銀ちゃん」と言うのに似ててちょっと面白かった。これは関係ない。いや、話が進むにつれ、神楽に近づいてるんじゃね? 声も低くなってる? これは気のせい?
で、10話の洞窟のシーンでの亜美ちゃん。高須君をちょっとからかった後からだが。基本的に亜美ちゃんは話を自分からそらさなくて、9、10話でだとことごとくみのりんに邪魔されてるんだよなぁ。花火のシーンもみのりんがぶった切る。いや、話は切ってないが、余韻は切ってる。
で、上2つは大事なところでBGMがインするんだけど、亜美ちゃんのところだけは逆に洞窟内のSEだけになる。聴いてる印象だと、みのりんとかの時は音楽に乗って感情が出てくるからモノローグに聴こえてしまって、余計会話になっていなく感じた。亜美ちゃんのところだと、これからどうなる!?的なBGM→BGMアウト→迷ったってのウッソ。以下〜。ってなるから逆に台詞の方に意味があるように感じる。
ということで何が言いたいかっていうと、亜美ちゃんとくっつけばいいのに!ってことです。えー。
多分みのりんがアレなのはほっちゃんのせいで、亜美ちゃんがかわいいのは(音響)演出のせいだと言いたい。えー、キタエリ評価しないの? それは嘘だ。いや、これはほっちゃんを貶めていると言ってもいいかもしれないかもしれない。えー?
最後のEDの入りがシャープで格好よかった。あとアバンの日の出も。
花火のシーンがアレなのはほっちゃのせいじゃないですよね。でも。
10話のパラソルの下でサンドイッチ食べるシーンがなんでかわいらしいんだろうなぁと思ったんだが、日陰にいるから髪とかに影をつけてなくて、ペッタリしてるのがかわいいんだろうなぁと。ペタっとしたほうが好みなんだなぁアイアム。時かけ

みのりんはこの先落差を楽しむために今、高いんじゃね?